早期発見で安心を、
胃・大腸の健康を守る、安心の内視鏡検査
内科
消化器内科
胃内視鏡検査
(胃カメラ)
胃内視鏡検査(胃カメラ)
胃内視鏡検査(胃カメラ)は、食道、胃、十二指腸を観察するための医療検査です。
胃内視鏡検査は、多くの消化器疾患の診断と治療に重要な役割を果たしています。検査の必要性やリスクについては、事前に医師と十分に相談することが重要です。
胃内視鏡検査は、以下のような症状や疑われる疾患がある場合に行われます。
胃痛や胸やけ
吐血や黒色便
吐き気や嘔吐
体重減少や食欲不振
持続的な消化不良
胃炎、胃潰瘍、胃ポリープ、胃癌の診断や治療
検査の流れ
01
事前準備
検査の前に少なくとも6時間程度の絶食が必要です。水分の摂取も制限されることがあります。
02
麻酔
局所麻酔薬を喉や鼻腔に使用し、反射を抑えるために麻痺させます。
03
検査の実施
内視鏡を口または鼻腔から挿入し、ゆっくりと食道、胃、十二指腸に進めます。
内視鏡にはカメラと光源が内蔵されており、リアルタイムで映像をモニターに映し出します。
必要に応じて、組織の一部を採取する生検が行われます。
検査中に空気を胃に送るため、軽い膨満感を感じることがあります。
04
検査後
喉の麻酔が切れるまで飲食を避ける必要があります(通常1時間程度)。
検査後に医師から結果の説明があります。生検を行った場合は、結果が後日報告されます。
検査後の注意
食事:喉の麻酔が完全に切れてから飲食を再開します。
異常時の対応:強い腹痛、持続する吐血、黒色便がある場合は、直ちに医師に連絡します。
メリット&リスク
メリット
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胃や食道の細部を直接観察できるため、精密な診断が可能です。
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早期の病変を発見し、迅速に治療方針を決定できます。
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異常が見つかった場合、その場で組織を採取して病理検査ができます。
リスク
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検査中に喉や胃の不快感を感じることがあります。
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非常に稀ですが、内視鏡が消化管を傷つけることがあります。
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生検を行った場合、出血のリスクがあります。